抗がん剤だけでは治らない


抗がん剤だけで【がん】を根治することは難しい、ということは多くの方がご存じです。
それはなぜでしょうか?
それにはいくつかの理由があります。

また、抗がん剤を服用した場合の副作用にも注意する必要があります。

(引用・参考)
http://kouganzai.sub.jp/kouka-kouganzai/kouka-kouganzai.html

■抗がん剤だけでがんを治しにくい理由

1.一般的な薬剤と比較して効果と副作用が重複している
ある一定の効果をねらった投与量では、一般の薬剤よりもはるかに副作用がでやすい。
したがって、効果をあげようと投与量を増やそうとすると、副作用が強くでてしまう。
一方、副作用を抑えようと薬剤を減量すると今度は効果があがらないというジレンマに陥ることになります。

2.病巣への集積性が低い
一般的に抗がん剤は点滴や静脈注射、あるいは経口で投与されるケースがほとんどです。
この場合、本来ならば、腫瘍のみに抗がん剤が集中すればよいのですが、抗がん剤は血流に乗って全身を巡り、腫瘍へ効果を与えるのはごく一部の薬剤になってしまい、大変効率の悪い治療となってしまいます。
その結果、本来ならば、抗がん剤の投与が必要がない正常細胞にまでダメージを与え、多くの患者が副作用に苦しむことになります。
しかし、肝臓では肝動注療法など腫瘍への集積性を高めた治療法も開発されています。

3.がん細胞は抗がん剤への薬剤耐性を獲得する。
抗がん剤で、一見、完全奏効すなわち画像診断では腫瘍が消滅したように見えて、がん細胞が生き残っているケースが多く、この場合生き残ったがん細胞が増殖すると、もとの抗がん剤に耐え抜いたがん細胞なので、同じ薬剤は効かなくなってしまいます。
これを薬剤耐性といいます。
この薬剤耐性は、従来型の抗がん剤でも、分子標的薬でもどちらでもできます。
ただし、従来型の抗がん剤と分子標的薬では耐性を獲得するメカニズムが異なります。
従来型では、薬剤を投与し続けると、がん細胞がその薬剤を排出する機能が活発になるというメカニズムですが、分子標的薬の場合、投与中に標的となる分子が変異してしまうことで効果を発揮できなくなります。
最近の研究では、がん細胞には細胞分裂をあまり行わない、がん幹細胞の存在が明らかになり、細胞分裂をねらって攻撃する従来型の抗がん剤ではこのがん幹細胞を殺すことができず、効果があがらないのでなないかと考えられるようになり、この幹細胞への対策の研究も進められています。


補完代替医療紹介サイト【名医の窓口】~がんの根治・補完・痛みの緩和